merineccoの日本酒日記(呑んだくレポート)

呑んだ日本酒をだだ流しにする日記

呑んだお酒や心地よかった音楽をその場でレポート。
不定期更新ですがよろしくお願い致します。(月10本くらいを更新目標)

これをすると面白いよってこと。


・県名でブログ内検索

⇒都道府県別にお酒の一覧を見ることが出来ます。
 カテゴリーから、地域別に見ることも出来ます。
 ※県の偏りは、無くそうと努力中。


・銘柄でブログ内検索

⇒造り年度ごとに銘柄の味がどう変化するのかをみることが出来ます。





長野県 翠露 純米吟醸原酒 秋あがり

長野は翠露の秋酒です。

 

トップの甘みが濃厚な反面スッキリしたお酒だと思います。

 

トップはメロンやマンゴーといったはっきり甘い香り。

香りは大きいです。

 

酸味もそこそこ。

乳酸様の酸味ですが、香りと繋がります。上記のフルーツヨーグルトの香り。

 

この甘い風味がぎゅっと濃縮されていますが、そのあとはいたってスッキリと味がきれていきます。

甘みは中程度からやや弱め。ただ、ほかの味がないので輪郭ははっきり。

 

トップ濃厚でかつスッキリ。

 

食の間で飲んでも存在感は発揮できそう。

甘くてすっきり!には良いと思います。

 

甘口辛口かというと、辛口になるのかなあ。

トップは甘いですよ。

 

甘口と辛口の味の基準が人によって違いすぎるのが、長年難しいなと思ってます。

こういうお酒とかね。

 

あ、美味しいですよ。

 

ご馳走さまでした。

 

f:id:merimekko:20180915224651j:imagef:id:merimekko:20180915224655j:imagef:id:merimekko:20180915224658j:image

石川県 天狗の舞 石蔵 山廃純米

天狗の舞の五百万石です。

 

ミドルの熟した甘みが特徴的なお酒だと思います。

 

トップはバナナや熟したプラムのような香りがします。

酸味はそこそこ。トップの香りよりはやや弱いですが、ややスッキリします。ベリーっぽい酸味も。

 

ミドルの風味が太いです。

甘みもしっかり。

 

べっこう飴のようなやや香ばしいながらも濃厚な甘さ、ゴムのような渋さ、茶渋のような渋み等が一気に広がります。鼻に抜ける少し渋い香りと味としての甘みで両立しているよう。

 

その風味のまま一気に味が切れます。

ラストに味が残ることはなく、そういう意味では綺麗なのですが、ミドルのこの風味は綺麗では無いです。

 

若い紹興酒みたいな使い方が良いのでは無いでしょうか。

中華と合いそうです。

 

ご馳走さまでした。

 

f:id:merimekko:20180915223404j:imagef:id:merimekko:20180915223407j:image

石川県 手取川 秋 純米辛口

手取川の純米です。

ラベルがいかにも秋。

 

柔らかな甘い香り広がる、バランスの良いお酒だと思います。

 

入りはメロン様の甘い香り。

柔らかでありながら、そこそこ強いです。

 

酸味は弱め。

あまり印象にありません。香りがキレるというわけでもなく、そのまま風味が続きます。

 

甘みもそこそこ。

香りに甘みがうまく繋がります。

 

じーっと甘みが続きますね。

 

そのまま口にして4〜5秒後にすっと味が落ちます。

味の余韻の盛り上がりは無し。後味は非常に綺麗です。

 

へんな減点ポイントもなく、バランス良いですね。

食中にちびちびずっと飲んでいたいお酒でした。

 

ご馳走さまでした。

 

f:id:merimekko:20180915222405j:imagef:id:merimekko:20180915222411j:imagef:id:merimekko:20180915222409j:image

香川県 月中天 無濾過山廃純米生原酒

月中天の山廃です。

 

甘渋香るお酒だと思います。

 

入りはメロン様の甘い香り。

そこそこ大きいです。

 

酸味は中程度。

香りを上回り、切ってきます。

舌にぴりぴりくるレベルでは無し。

 

ミドルはしっかり甘いです。

追加で渋みもあります。

 

干し柿食べているような感じです。甘渋。

 

そのまま味が切れていきます。

 

渋みが鼻の奥に残るのが少し気になりますが、料理と合わせると気にならないレベル。

 

鶏鍋とかと合わせたいですね。

ご馳走さまでした。

 

f:id:merimekko:20180914181400j:imagef:id:merimekko:20180914181420j:imagef:id:merimekko:20180914181429j:image

福井県 越前岬 別誂 無濾過生原酒 五百万石

越前岬の五百万石です。

 

ほぼ、二つ前のお酒の生と火入れ違いです。

 

福井県 越前岬 特別純米 五百万石 - merimekkoの日本酒日記(呑んだくレポート)

 

甘酢っぱい風味広がる、ややしっかり目のお酒だと思います。

 

トップはメロン様の甘い香り。

中程度。しっかりと認知できます。

 

酸味もそこそこ。

甘い香りよりは少し強いレベル。舌はややざらつきます。

 

甘みはやや弱い。

火入れしたものと比べると、甘みと雑味がやや大きい。やや糖蜜のような濃厚さも感じます。

 

濾過して火入れすると消えるのか。

トップの香りもこちらはやや弱いので、こちらは少し食い切っていないのか。

 

でもこちらはこちらで味全体のバランスは良いです。

温めると香りと甘さが立ち、やや貴醸酒的な雰囲気も。

 

ご馳走さまでした。

 

f:id:merimekko:20180915221130j:imagef:id:merimekko:20180915221134j:imagef:id:merimekko:20180915221138j:image

福井県 越前岬 純米 九頭龍

越前岬の九頭龍を用いたものです。

一つ前の五百万石とは、酵母が一緒で米違いです。

 

福井県 越前岬 特別純米 五百万石 - merimekkoの日本酒日記(呑んだくレポート)

 

甘みが際立つバランスの良いお酒だと思います。

 

トップはメロン様の甘い香り。

ですが、そこまで強くはありません。

 

酸味はそこそこ。

香りがそこまで強く無い分、ほんのり甘くすぐに酸が立ちます。

乳酸様のややぼやっとした酸味。舌もキュッとし、ざらざらします。

 

甘みはそこそこ。

香りよりは酸の後の甘みの方が強いです。

酸はこのころには消えていて、ちょっと味全体はぼやっとしているかと。

 

木の渋みみたいな味がします。檜みたいな。

 

味の雰囲気がぼやっとしている分、これが癖になる人はいると思います。

 

鶏皮の脂とかいいですね。

豚汁とか脂物の汁物とか飲みたいです。鍋もよし。

 

ご馳走さまでした。

 

f:id:merimekko:20180915215217j:imagef:id:merimekko:20180915215224j:imagef:id:merimekko:20180915215221j:image

福井県 越前岬 特別純米 五百万石

越前岬の純米です。

越前産五百万石を使用。

 

柔らかな香り広がる、キレの良いお酒だと思います。

 

トップは熟したメロン様の甘い香り。

香りはそこそこ。しっかり感じますが強いというレベルよりは一段落ちます。

 

酸味もそこそこ。

キレよく香りを切ってきます。

やや舌がざらざらします。

 

味として甘みが無い分甘酸っぱいというよりは、甘い香りがしてすっと風味が切れて行く感じ。

 

酸が来た後、やや香りの残響と共に少しだけ甘みを感じますが、すっと味が切れます。

後ろの盛り上がりもなく、すっきりですね。

 

単品で存在感を放つというよりは、料理に対し優等生だと思います。

ポン酢とか、酸とも繋がって相性良さそう。

あん肝とかも美味しいですねきっと。

 

ご馳走さまでした。

 

f:id:merimekko:20180915214122j:imagef:id:merimekko:20180915214129j:imagef:id:merimekko:20180915214126j:image

 

山形県 出羽桜 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒

出羽桜の純吟の雄町です。

 

香り味共に甘み広がるお酒だと思います。

 

入りはメロンやマンゴーのような甘い香り。

そこそこに大きいです。

 

酸は中程度〜少し弱め。

トップの香りの方が強く、また後に伸びるので、酸としての印象はあまり感じません。

 

ミドル以降も甘いです。

水飴、花蜜のような濃厚な甘さを感じます。

 

そのままゆっくりと味が切れていきます。

旨み等の盛り上がりはなし。

 

口残りもやや甘く、本当に甘いお酒です。

デザートですかね。

 

ご馳走さまでした。

 

f:id:merimekko:20180914175745j:imagef:id:merimekko:20180914175755j:image

Written by merimekko
Copyrights © merimekko. All rights reserved.