上田の若林醸造さんのつきよしのです。
甘ありの酸ちょっと強めのスッキリしたお酒です。
トップはマスカットや青りんごのような香り。
そこそこしっかり。
プラス乳酸様の酸味とおりの風味が覆いかぶさってくる。
どんどんインパクトが上乗せされる感じ。
よく言って、雑。乗せる香りの一つ一つは美味しい。
存在感あるので、むしろ酒席では中盤に持っていった方が良い。
トップの甘酸際立つスッキリしたお酒。
しゅわしゅわ。
特約店限定。
メロンバナナ様の香りとキレの良い酸味が両立。
プラス炭酸のしゅわしゅわ感が同時に盛り上がる。
そのまま味がすっとキレていく。
口にはやや酸味で舌がざらざら。
飲みやすい系だが飽きやすい。
個人的には湯豆腐?(昆布のみ)
伯楽星の新酒です。
甘い香り広がるスッキリしたお酒。
トップはメロン様の甘い香り。
そこそこ大きく広がります。
酸味はそこまでだが、トップの香りはすっと切れる。
酸味自体はあまり印象なし。
ミドルに糖の甘さとアルコールの苦さ。両とも弱い。やや水っぽい。
後味はすっきり。きれい。
トップが流行りのきれいなお酒。
そろそろ流行りも収まるか?
乳酸様の酸味がくるすっきり系。
ヨーグルト様の酸味がトップ。ややレモンライム。
その風味のまま味が枯れていく。酸はしっかり。
ミドルにややマスカットとその軸のような甘みと苦味。
後味はすっきり。
キュッと締まるお酒。
作り方変わった?
ご馳走さまでした。
大信州の純吟です。
ほのかに甘い淡麗なお酒ですね。
メロン様のきれいなかおり。
ミドルはやや甘いが印象弱し。
口含みの香はそこそこ。ややジューシー。
後味すっきり。いやみなし。綺麗なお酒。
出汁に合わせて飲みたい。
野菜の漬物とかも良し。
今後ひとまずこれくらいにしてみます。
2018年。最後の日記でございます。
本年も当ブログをご覧頂きまして、誠にありがとうございました。
今年は132本の掲載となり、過去5年で最大掲載本数となりました。
そこは嬉しいのですが、ちょっと下期に無理して本数を稼いだこともあり、きつかったというのが本音です。
まず、複数人の会では、黙って評価するのは難しい。
個人で飲みに行くにも1本写真撮って、評価して、ブログに書いて...となると、中々時間がかかりまして。それまで真剣なので楽しく飲めず。。
ちょっと本数を稼ぎすぎるとお酒を楽しむ本来の目的から少しずれはじめているなと
思った次第です。
ですので、来年以降は「本数を減らす」あるいは「レビューの質を変える」のどちらかを改善しようとかと思います。
実際掲載の3倍くらいはお酒を飲んでいますので、それらのレビューを捨てているのも勿体無いなあと思いますし。
さて。
おおよそ5年が過ぎ、自分の傾向を振り返ってみました。
表1. これまでレビューしたお酒の各県での掲載本数
県名 | 掲載本数 |
秋田県 | 52 |
宮城県 | 46 |
福島県 | 43 |
山形県 | 32 |
佐賀県 | 31 |
高知県 | 23 |
岐阜県 | 19 |
新潟県 | 18 |
千葉県 | 17 |
長野県 | 17 |
福岡県 | 17 |
広島県 | 16 |
三重県 | 14 |
群馬県 | 13 |
愛知県 | 13 |
滋賀県 | 13 |
京都府 | 12 |
福井県 | 11 |
静岡県 | 11 |
兵庫県 | 11 |
山口県 | 11 |
神奈川県 | 10 |
奈良県 | 10 |
島根県 | 10 |
岩手県 | 9 |
栃木県 | 9 |
香川県 | 9 |
愛媛県 | 9 |
石川県 | 8 |
青森県 | 7 |
埼玉県 | 6 |
東京都 | 6 |
和歌山県 | 6 |
茨城県 | 5 |
富山県 | 5 |
山梨県 | 5 |
岡山県 | 5 |
熊本県 | 5 |
北海道 | 4 |
大分県 | 4 |
宮崎県 | 3 |
沖縄県 | 3 |
大阪府 | 2 |
鳥取県 | 2 |
徳島県 | 1 |
長崎県 | 1 |
鹿児島県 | 0 |
県ごとに分けると、5年でたったこれだけですか。
蔵数、1年に出される日本酒の本数を考えると、まだまだですね。
地域ごとに見ますと、見事に東北多いですね。
これは、出張が多いことと、東北に由来があることから、納得。
ただ、青森少ないですね。もっと飲んでいる気がするのだけれど。
一方で、徳島・長崎が各1本。鹿児島に至ってはまだ飲んでいないことが発覚。
徳島は三芳菊とかシーズンごとに飲んでいるのに全く書いておらず、鳴門鯛の1本のみ。
長崎も福田・横山50・六十餘洲なんかは東京にもありますし、富久泉なんかもあったかと思いますが、福田の1本のみ。
これら2本に共通するのは、私の中で初めの方に飲むお酒のチョイスになっていないことが挙げられます。
これらを飲む頃には酔いが回って書けない、とか。
また、飲み慣れていないお酒なので、年ごとの評価をしたくなった場合、どうしても他の酒を優先してしまうといったきらいも。
気がつかないうちに、お酒のチョイスも保守的になっているような気がしてよくありませんね。来年は気をつけます。
鹿児島は、本当にわからないです。パッと蔵も挙がらない。
調べたら「薩州政宗」「越乃老松」「男児」という銘柄が出て来ましたが、これをみても全くピンと来ないですね。。。すみません。
どこかで飲めるところあるのでしょうか。
たまにいく博多とかでなら飲めるかな。
鹿児島の酒を飲む、はちょっと来年の目標にしてみようと思います。
というわけで。
この日本酒ブログも総レビュー本数は585本となりました。
ひとまず1,000本までは走ってみようと思います。
皆様におかれましても、美味しい日本酒で良い正月をお迎えください。
来年も何卒よろしくお願いいたします。
一本義酒造さんの伝心です。
県内が一本義?あまり詳しくありません。
熟した甘みが特徴のお酒だと思います。
入りは糖蜜のような甘い香り。
しっかり甘いです。
酸味は中程度。
乳酸様の酸味でぶわっとトップの甘い香りを切ってきますが、甘みも鈍い甘みなので、後に少し残ります。
残った蜜のような甘みにアルコール様の苦味が重なり。そのまま味が伸びた後、切れていきます。
トップミドルまで緩やかに味が盛り上がりますね。
中盤に、癖はないけど飲みごたえ欲しい時に重宝します。
料理は何にでも合う優等生ですね。
ご馳走さまでした。
新潟は柏崎の阿部酒造さんのお酒。にごり。
酒米、一本〆は初めて見ました。
非常に淡麗なにごりです。
入りはメロン様の甘い香り。
やや広がります。
酸味は中程度から少し弱め。
印象には薄く、ただ香りもそこまで強くないので香りを切るくらい。少し香りが残るので、香りはちょっと強いのかな。
そこから嫌味なく味がすーっと切れます。
味の盛り上がりもなく、淡麗な部類。
濁りの分ミドルにおりの風味がしますが、こちらも綺麗な収斂味。
全体的に特徴なく、ただ非常に飲みやすいです。
温度上がると甘みが出てきますね。
甘いお酒が好きな方には良いお酒なのではないでしょうか。
酒が淡いぶん、アテは強くても合いますが、単に印象消しているようで、淡い出汁とかそういうものと合わせたいです。
脂入れるなら、鶏の水炊きかなあ。
新潟っぽいお酒でした。綺麗。
ご馳走さまでした。