色は違って奈良県の風の森、笊籬採りです。
笊籬採りとはここの酒造元である油長酒造が7年もの歳月をかけて独自に研究開発を重ねたまったく新しい上槽方法(とのこと)です。
通常はもろみごと袋に吊って重みで搾り取る「袋吊り」という方法が用いられるのですが、この方法だと長時間空気(というか酸素)に触れ、酸化によって味が劣化してしまうというデメリットがありました。
そこでここの酒造さんは独自にモロミの中に笊籬状の金属製のスクリーンを沈めることによってモロミから清酒を分離する技法で、このデメリットを解消しようとしたそうです。
(引用元リンク:http://kandaya.biz/ikakidori.htm)
通常のお酒と比較して一歩遅れて芳香が入ってくる感じが面白い。
しかも香りが独特。浅漬けと奈良漬の違いみたいな感じ。(分かりにくいな…)
好き嫌いは選びそう。
好きな方は発泡が収まってからの方がより深い味わいに出会えると思います。
ご馳走様でした。