イギリス人のフィリップ・ハーパー氏が杜氏を務めるこの蔵。
まるでスコッチに挑んだマッサンを彷彿とさせるような感じで楽しいです。
この酒は甘さとかで断じるよりも、いぶりがっこ(東北の燻製した漬け物)の味ですね。
燻製に似たような香りと、みずみずしくもボディの強い味わいが強烈です。
しかもこの香り、口にして長く太く続きます。
その意味では非常に太い。
ただ、味が強烈かつ単一で、燻製に似た癖のある旨みなので、好き嫌いは分かれると思います。
古酒か。
ウイスキーか。
いずれにしても面白い。
ご馳走様でした。