2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧
高知県は安田町の南 特別純米です。 非常に昔の日本酒っていう感じです。 おじいちゃんが熱燗で呑んでるお酒のイメージ、僕は。 ただ、そのような類のお酒の中でも後にはすっと消える感じなので、昔の良きところと今の基準の良さをうまく分担出来ているよう…
静岡県は静岡市にある三和酒造さんの臥龍梅 純米吟醸 活性にごり酒です。 開けたてを頂きました。 発泡がまだ強いのでそのせいかもしれませんが、とてもスッキリしています。 甘味もスッキリ系の甘さで後にも残さず爽やかなお酒としてとても良い気がします。…
秋田県は大仙市の鈴木酒造店から。 龍蟠の特別純米酒です。 山田錦です。 少し黒糖に近い甘みを真っ先に感じた後、酸がストレートに来る気がします。 酸味は広がったりするお酒をよく飲んでいる気がしますが、これは本当にストレートな感じです。 その酸味が…
佐賀県は七田の純米酒 おりがらみです。 最初に強めの甘みがぶわっときます。 その甘さはすぐ消えますが、その後すぐに酸が甘みを上回って広がってきます。 それに加え発泡感が加わることで爽やかにまとまっている…気はします。 少し酸が残りすぎる感はある…
石川県は吉田酒造店の手取川 純米酒です。 季節ボトルということで春のボトルになります。 店主はブドウだといいますが、僕はメロン推し。 口にした瞬間の甘さとそれから続くみずみずしさがメロンのそれとすごく似ている気がします。 ただ、口に含んで5秒後…
静岡県は喜久酔の純米吟醸です。 ほのかな、という表現が真っ先に思い付きました。 甘みをまず感じますが、それも決して強くはありません。酸味はそれよりも薄いのでほぼ感じないに等しいです。(温度が上がれば主張し始めてきますが、それも弱め) その甘みも…
愛知県の奥というお酒です。原酒。 非常に太くしっかりしたお酒だと思います。 甘みと酸がどちらも強く、酸に至っては口にしてしばらくしてもその力を失わない強さを持っています。 そのせいか後味もしっかり。 一口含んで5〜6秒後までその酸が残り、その後…
宮城県は石巻にある墨延江の純米吟醸しぼりたてです。 吟醸で、かつしぼりたてということで、予想に違わぬ非常に爽やかなお酒です。 甘みと酸味の比較で言うと酸味のほうが若干強め。 それも綺麗に飲める特徴を増幅させているかと思っています。 ご馳走様で…
佐賀県は七田の純米です。 今回は山田錦ではなく雄町を使ったものを頂きました。 このあと純吟が順に来るらしいので楽しみにしてます。 雄町の中ではしっかりと甘さが入ってくる印象です。甘さの後に乗ってくる酸味も合まって広がるお酒だと思います。これは…
宮城県は栗原にある萩の鶴、純米しぼりたてになります。 日本酒自体の味もほのかなものに加え、ほのかな発泡が心地よく入ってくるお酒です。 後味もよろしく早い段階で消えます。 なので次のお酒にも後を残さない良さはとてもあると思います。 飲むに日本酒…
福島県は会津にある会津娘の純米です。 甘みが基本にあり、その上で酸味がくる印象です。 二つの甘みが分けられて積み上げられている印象。 あとに残るのは甘みのほうが強いですね。 酸は早い段階で消えて行きます。 これは酔い始めにさらっと呑みたいお酒で…
埼玉県は南陽醸造の花陽浴、純米大吟醸です。 美山錦特有の香りがします。 甘みは少し薄め、酸も薄めですが薄い中酸の香りのほうが残っています。 しかしその酸の残る時間が長い。 さっぱり系に分類される酒だとは思いますが、この酸は非常に特徴的です。 お…
兵庫県は灘の金稀 純米吟醸です。 砂糖より黒糖(灘っぽい?)のような甘さが特徴的な気がします。 口当たりの粘度も少しばかりし、また特徴的な甘さが以後まで続きます。 しかし灘の酒の特徴的は残しつつさっぱりめかも。 詳しい話はよく分かりませんのでこの…
山口県は宇部市にある永山本家酒造場から出た貴の純米吟醸、中取りです。 山田錦だからなのかここの酵母の力なのか、非常にすっきりとした味わいのお酒です。澄んだ、という表現がとても似合う感じです。 甘みもお米がしっかりとというよりは、ほのかにさっ…
Fred Hersch - Valentine - YouTube 繊細なピアノタッチが夜にゆっくりしたい時に響くFred Herschのピアノ曲。 2008年に大きな病を患い一時は昏睡状態まで陥ったものの、とうとう復活しこうしてまたピアノの音色を聴く事が出来る事に大きな幸せを感じていま…
宮城は柴田町にある大沼酒造さんの乾坤一。 うすにごりです。入りは甘さがほとんどなく酸が強めのお酒です。 酸自体も味として来るのが少し遅めのため、日本酒単品で飲むよりも肴と合わせるのが良い気がします。後味には入りの酸味に少し甘みがくるような印…
福島県は霞ロ万です。花泉の一つ上のグレードになります。 四段仕込の特徴よろしく、とろっとした甘みがすごく特徴的なお酒です。口当たりもとろっとしていますし、米の甘みもとろっとしてました。 後味はすっきりですが特徴も感じません。ごちそうさまでし…
愛知は九平次の純米大吟醸。ヨーロッパでも売り出していることも分かるとおり、ワインに近い酸が特徴的。飲んだ最初の芳香はほぼワインそのものです(米特有の甘さは香ってきますが)。残りの芳香もすっと消えるような華やかさを持つお酒でした。 ご馳走様でし…
佐賀県は鍋島の濁り酒です。 鍋島に関しては最近良く飲ませて頂いているのですが、その中でもこれはこの時期特別なものらしく。 ありがたいことに飲む機会にめぐり合うことが出来ました。鍋島特有の味の華やかさはそのままに、ただ発泡を考えてのことか少し…
すごく透明感のある瓶でお目見えした裏・雅山流。入りはゆったりと甘さが入ってきて、その後の酸のふくらみが太いお酒。 あとにはそこまで残らない程度なので呑めてしまう悪さも備えています。
人肌の温度になると酸味が最初から最後まで平坦に広がります。
またまた空いて2014年。続かないですね。本日は高知県は安芸にある有光酒造さんの安芸虎、純吟。高知は男酒が多いイメージですが、その中でもこれは相当柔らかいお酒です。口に入った時にやさしくとろっとした甘さが入りますが、後にはすっきり消えるような…
先日紹介した岩手は南部美人の純吟になります。基本的な風味は純米とあまり変わりませんが、入りに甘みを帯びたふくよかさが加わり、後の風味が少し和らいでいる印象です。個人的にはゆっくりとした風味が気に入っているので、純米のほうがお勧めですかね。…