酒造さんの杜氏さん(石原丈径)の名前が冠となったこのお酒。
果たしていかがなものか。
少し旨口に乗った、バランスの良いお酒だと思います。
まず、口にするとメロンのようなジューシーな香りが広がります。
中程度〜少し強め。華やかな、という表現にもなるかも。
ただ、このお酒に関してはここからが焦点。
お米の甘み(癖はない)が口にしてから7〜8秒まで減衰も強調もすることなくずーっと続いていきます。味わって、甘旨いな、とかんじるほど。
それを感じてから評価すると、基礎にじっとするクセのない甘みが根底にあり、この甘みに乗って先の香り等がある印象。
なので、一口目は華やかな香りが簡単にはキレず、甘みに変わるので、えっ!?と思う人もいるかも。
そして二口目からその甘みを意識すると、全体像が見えてくるかも。
じっと飲んで楽しむ感じのお酒でした。
ご馳走様でした。