先の本丸との比較になるかもしれません。
香り高いお酒の印象は変わりません。
メロン様のジューシーな香りが大きく広がり、そこに甘さが包む様に乗ってきます。
口にして2〜3秒後に少しざらつく酸味がきてこれらの味を切ろうとしますが、香りが高すぎるせいかあまり切れず、三者が一体となります。
そのまま錐揉み状に味が一体となってキレていきます。
旨みはあまり感じません。
総括すると、香り高く少々の酸味を感じながらずっと切れていく、香りよく飲みやすい酒でしょうか。
本丸と比較して。
入りの香りの立ち上がり方はあんまり変わらない様な気がします。
中味からの甘みは本丸の方が強め。ただ、一つの味が大きいので、アル添由来かも。
純吟は、酸味と雑味が合わさり、中味からの複雑な風味がしっかり残っていると思います。
これは好みですかね。
香り高いところは特徴としては一番なので、そこに焦点当てたい場合は本丸を、それを感じつつ、風味の余韻を残したい場合は純吟を。
ご馳走さまでした。