岡山はアケボノの70%。度数も20度と高めです。
香り華やか暴れ暴君なお酒だと思います。
入りはメロン様の華やかな香り。
口にしてすぐではなく、一呼吸おいてぶわっと香りが広がります。
酸味は中程度。
少し舌にぴりっとくる感じですね。
香りもがっつり切っていきます。
だがしかし。
ここからがこのお酒の真骨頂。
ミドルからくるみのようなナッツ系の香り、黒胡椒のようなピリピリとした風味、渋皮のような苦味、黒糖のような甘い香りと、色んな特徴を持った風味がぶわっときます。
前半とは全く違う顔ですね。
これが口の中で2〜3秒広がり、じわっと味が消えていきます。
最後苦味だけ少し残りますね。パプロンの後味みたい。
そこは少し気になりますが、それ以前に香りの多様さに驚くお酒だと思います。
ご馳走様でした。