merineccoの日本酒日記(呑んだくレポート)

呑んだ日本酒をだだ流しにする日記

呑んだお酒や心地よかった音楽をその場でレポート。
不定期更新ですがよろしくお願い致します。(月10本くらいを更新目標)

これをすると面白いよってこと。


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福島県 七ロ万 純米吟醸 一回火入れ

お久しぶりです。

7月に出る七ロ万です。

 

香り甘いお酒ですね。

 

トップはメロン様の甘い香り。

かなりはっきり、かつ強いです。

純な甘い香りが大きく広がります。

 

酸味は中程度。

ただ、トップの香りが強い分、印象としては弱めです。

舌にぴりぴりくるわけでもなく、香りを少し切るくらい。

 

後味はかなりスッキリです。

糖の甘みを若干感じ(グラニュー糖みたい)、これが香りと繋がるのですが、後味ベタつくこともなく、キレ良いです。

 

今年、かなり香り強いですね。

マイナスポイントも少なく、良いです。

 

ご馳走様でした。

 

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滋賀県 七本槍 純米80% 玉栄

七本槍です。

ずっと書いてると思いきや、書いてなかったので書きます。

 

木の香り広がる、じっと飲めるお酒だと思います。

 

入りはメロン様の甘い香りがします。

一瞬広がりますが、後述する香りや酸が強いため、印象としては弱め。

 

酸は酪酸用の酸味で、舌にぴりりとくる訳でもなく、きゅっともしないですが、甘い香りはばっさり切れます。

加えて檜のような香りが広がります。

こちらは大きめ。口の中で感じる時間も長め。

 

甘みは弱め。

先述の檜の香りを口の中に残しつつ、ほのかに甘みを感じます。(ほとんど気づかないレベル)

できたての檜風呂のような渋み、みたいなものも少し感じます。

 

旨味の盛り上がりはなく、そういう意味ではスッキリ系。

ただ、味のバランスとしてはミドルの木の香りが良い意味で支配していますね。

 

塩というより甘みや旨味のあるアテと合わせたいです。

中盤に。美味しい。

 

ご馳走様でした。

 

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宮城県 愛宕の松 ひと夏の恋 純米吟醸

伯楽星の夏酒です。

 

甘い香り広がる柔らかなお酒だと思います。

 

入りはメロン様の甘い香り。

そこそこ大きく広がります。

香り自体は純で、綺麗です。

 

酸味はそこそこ。

舌にぴりりとくるまではいきませんが、甘い香りをやや切るくらいの力価を持っています。

 

ミドルは米の甘みがじっときます。

甘いと感じますが、くどいレベルではありません。

 

そのまま味がすーっとキレます。

後口は少し甘みが残るものの、料理と合わせなければ気にならないレベル。

 

バランス良いですね。

ただ、例年と比べると香りと酸味がやや抑えられているのか、甘いお酒な印象です。

 

でも、なんの料理にも合う気がします。

 

ご馳走様でした。

 

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山形県 山形正宗 夏の純米

以前書いたか忘れましたが、濁っていないのです。

 

甘酸っぱい、スッキリとした飲み口のお酒だと思います。

 

入りは甘いグレープフルーツのような香味がします。

酸味もクエン酸のような酸味ですが、そこまで強くなく、レモン系のスポーツドリンクのような感じ。

 

若干米の甘みがしますが、嫌味もなく、そのまますっと味キレ。

 

すごく飲みやすいです。

グビグビいけそうなお酒ですね。

 

ご馳走様でした。

 

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宮城県 墨の江 純辛

すみのえの夏の純米です。

 

五百と蔵の華。

 

柔らかい香りながらも、酸味がピリッとしたお酒だと思います。

 

入りはメロン様の甘い香り。

ただ、この香りは一瞬でなくなります。

 

淡い乳酸様の酸味がきます。

こちらは舌にはぴりりとは来ず、柔らかな印象なのですが、香りは完全に切られますね。

 

後味は米の甘みが弱く甘く感じ、そのまますーっと味が切れていきます。

後味は残らないのでスッキリとはしていますね。

 

柔らかいお酒ですね。

酸味も柔らかいながらもしっかり感じます。

 

つゆはいった素麺とかは良いかも。

 

夏とはいえ、料理の味を濃くするか、氷入れてロックにするかがおススメです。

ロックにするには弱いかな…。

 

ご馳走様でした。

 

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兵庫県 白鶴 特選 JAL国際線機内にて

JAL国際線の機内で提供された日本酒です。

白鶴さんの特撰。

 

非常に甘いお酒だと思います。

 

トップは熟したメロン様の香りが少しと、水飴様の風味が広がります。

 

口当たりは柔らかです。

 

酸味も弱め。というより、トップの風味が全てをマスキングしているよう。

 

ミドルは非常に甘い。

水飴を溶かしたような、そんなねっとりとした甘さを感じます。

 

ただ、風味はねっとりとしていますが、後味はライト。口の中はべとべとしません。

 

少しアルコール感を感じますが、甘みと繋がって甘苦い感じ。

その風味のまま、味がすーっとキレていきます。

少し後味が苦いかな。アルコール感。

 

ミドルの甘さが特徴的でした。

アル添多め?

 

もつ煮込みや焼き鳥や、醤油系の味濃いのだとどんどんいけそうですね。

単品で飲む場合は、冷やす方が私は好きです。

 

ご馳走様でした。

 

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佐賀県 七田 純米おりがらみ 生 無濾過

七田のおりがらみです。

初めて見ました。

 

トップに味の厚みがありながらも、後味スッキリなお酒だと思います。

 

トップはメロン様の甘い香り。かなり純です。

香りが広がりきった段階で、おりの風味がきます。

 

ただ、こちらも米の甘みを残しつつ、香りもひねずといった感じなので、嫌味なく香りと繋がり、風味の広がりを感じさせます。(トップの味の数が、まとまっていながらも多い)

 

それに比べて、後味はシンプル。

おり由来の米の甘みと若干のとろみとともに、特に味の持ち上がりもなくすーっと味がキレていきます。

 

七田って、どちらかというとトップの香りと共に酸味と甘みのバランスが肝と思っていたのですが、こやつはおりによってそれらを覆いつくし、全体的にまとまるお酒なんですね。

 

ある意味で七田らしくないですが、トップの風味の持ち上がりなど、大変面白いお酒に昇華していると思いました。

美味しいお酒です。

 

ご馳走様でした。

 

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秋田県 新政 エクリュ 生酛純米

新政のエクリュです。

 

甘酸っぱい発泡酒だと思います。

 

入りはベリー系の甘酸っぱい香り。そこそこ大きく広がります。

そこに大きな炭酸の発泡と、乳酸の酸味が来ます。

発泡の方が大きくシュワシュワとします。

乳酸も味としてはそれなりに感じるものの、発泡の方が大きく、炭酸の酸味の上で柔らかく感じるイメージ。

 

なので、全体的にはベリー系の香りがして、シュワシュワして、若干柔らかくそのままキレていくお酒のイメージ。

あまりない感じですが、若いシャンパンのようです。

 

後味の盛り上がりもなく、酸味の余韻がやや残るものの、料理と合わせれば気にならないレベル。

 

これが抜栓仕立てということもありますが、キンキンに冷やしてシャンパン的な食前で合わせるのが良いと思います。

 

ご馳走様でした。

 

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Written by merimekko
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