merineccoの日本酒日記(呑んだくレポート)

呑んだ日本酒をだだ流しにする日記

呑んだお酒や心地よかった音楽をその場でレポート。
不定期更新ですがよろしくお願い致します。(月10本くらいを更新目標)

これをすると面白いよってこと。


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長野県 西之門 純米吟醸 美山錦

西之門の純吟です。

 

ピリリと発泡香る、トップ寄りのキレ良いお酒だと思います。

 

トップはメロン様の甘い香り。

そこそこに大きいです。

 

酸味は、発泡のピリリが少しとなんとなくクエン酸様のキレの良い酸味。

プラス、ゴムのような風味がします。これが違和感。発泡で隠れると思いきや、その後も長く続くので、より気になります。

 

甘みはそこそこ。

米の甘みが広がった後、すっと味がキレます。

嫌味なし。

 

全体的な味のバランスは良いですが、前述のゴム臭が気になるお酒でした。

 

ご馳走様でした。

 

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神奈川県 いずみ橋 夏ヤゴ13 山田錦

いずみ橋の夏やごです。

 

甘さが柔らかく広がる、飲みやすいお酒だと思います。

 

トップは少し熟したマスカット様の甘い香り。

そこそこ広がります。

 

乳酸様の酸味が少し来て、香りと繋がります。

ただ、間に少し木渋のような香りが入るので、両者は一緒というかそれぞれで感じます。

 

酸味自体は少し立つものの、料理と合わせれば気にならないレベル。

後味は少し米の甘みを残しつつスッキリ。

 

甘みがある分アルコール感も感じず、柔らかくスッキリですね。

 

こちらも柔らかいお酒でした。

後味スッキリなのが、夏酒として良いですね。

 

串焼きとかも面白そう。

ご馳走様でした。

 

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和歌山県 紀土 純米吟醸 夏の疾風

紀土の夏酒です。

 

香り甘く非常にスッキリしたお酒だと思います。

 

香りはメロンや洋梨のような甘い香り。

中程度から少し大きめ。しっかり感じます。

 

酸は弱め。というか、舌にぴりりともなく、印象としては弱めです。

ただ、味キレは鋭く、香り広がりますが、そのまますぐに無くなっていきます。

 

コメの甘みが少し残りますが、こちらも弱く、香りキレ以降味がすっとキレていく。

スポーツドリンク飲んでいるかのようです。

 

キレの良いお酒特有のアルコール感もあまり感じず、本当に、すっとしたお酒。

 

かなり飲みやすいですね。

気づいたら酔っ払うやつです。

 

ご馳走様でした。

 

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福井県 早瀬浦 純米濁酒

早瀬浦のタンク底のブレンドです。

 

綺麗なおりの味が広がる、飲みやすいながらも特徴的なお酒です。

 

トップミドルは、もろ若いヨーグルト様の風味がします。

乳酸的な酸味も含め、ほぼほぼ無糖のヨーグルト。

 

明治のヨーグルトというよりは、海外のヨーグルト的。

 

甘味は薄く、おりの旨味がきます。

ただ、こちらも少し若い木の枝や、ヨーグルト様のコクみたいなのがあり、嫌ではない。

 

ありの濃度は濃いものの、味自体はひねてない、純なおりを感じます。

 

おりがきれいとこのような味の作りもありなんですね。

特徴的でした。

 

ご馳走様でした。

 

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佐賀県 松浦一 純米吟醸 生 赤磐雄町 飲み比べ

伊万里は松浦一の昨年と今年の飲み比べです。

ちなみに今年はおりがらみ。

 

昨年:

 

甘酸っぱい香りながらも、しっかり甘いお酒だと思います。

トップはメロン様の甘い香り。そこそこ大きく広がります。

 

酸味は乳酸様の酸味。こちらもそこそこ大きい。

香りも大きい分7割くらい切ってきますが、それでも残り香は大きいです。

 

砂糖みたいな甘みが強い。

そしてそのままゆるりと切れていきます。

 

味の盛り上がりはないですが、じっと甘みが続くあたり味として甘いお酒だとおもいます。

 

 

今年:

 

全体と基本的な味の印象は一緒。

ただ、香り等は昨年と比べると、若干弱い。

 

代わりに酸味が強いのと、キャラメル様の香ばしさが強いのと、おりの渋みがあり、こちらの方が若干すっきり感はあれど、余韻の複雑さはあります。

 

面白いですね。

ご馳走さまでした。

 

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佐賀県 能古見 JOKER

古見のアル添酒です。

 

甘みがずーっと続く、穏やかなお酒だと思います。

 

入りはメロン様の甘い香り。

香りは穏やかで、広がるというよりはじっと甘みが長く続く感じ。

 

酸味は弱め。

乳酸の弱い酸味に加え、穏やかな若干酢酸のような酸味を感じます。

ただ、そんなに強くないです。

 

ミドルの甘みが強いです。

砂糖を舐めているような強い甘み。

 

ただ、口から5〜6秒すると舌にべたつくのではなく、すっと味が切れます。

 

その意味ではラストすっきりですね。

 

アル添としては甘みが強いほう。

味として「甘い酒」だと思います。

 

ご馳走さまでした。

 

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福岡県 旭菊 純米吟醸 山田錦

久留米の旭菊です。

 

甘酸含め、まとまりがあるお酒だと思います。

 

トップは甘いぶどうのような甘い香り。

そこそこ大きく香ります。

 

酸味は乳酸様。香りのキレを少し補助するくらいで酸の主張はなく、自然にすっと香りのキレを早めてます。

香りのキレと米の甘みが繋がります。

 

そのまま舌の上で甘みに繋がり、力価自体は強くないものの、ほのかに甘いお酒だと思います。

 

後味の盛り上がりもなく、米の甘みが自然にキレていきますね。

非常に味の繋がりがあるお酒だと思います。

 

華やかではなく、こじんまりとはしていますか、ずっとちびちび飲んでいられるお酒。

華やかなの飲んだあとにじっときますね。

 

香り強いアテとも非常に合うと思います。

 

ご馳走さまでした。

 

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佐賀県 鍋島 純米大吟醸 短稈渡船

初めて見ました。鍋島の短稈渡船。

 

香り穏やかに甘いお酒だと思います。

入りはメロン様の甘い香り。ただ、比較的控えめです。

 

感じはするものの、じっと甘い。

酸味はそこそこ。舌にピリリとくる訳ではないですが、何故か香りがすっと切れます。

 

その後、甘みをしっかり感じます。

純に甘いです。混じりけなく綺麗。良く言って飲みやすい。

 

旨味等の盛り上がりもなく、そのまますっと味が切れていきます。

甘みはしっかり感じますが、キレが早い。

早いゆえにアルコールの苦味を少し感じます。ただ、料理と合わせると気にならないレベル。

 

鍋島にしてはおとなしいお酒です。

ゆっくり飲めますね。

 

ご馳走さまでした。

 

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Written by merimekko
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