千徳の本醸造を頂きました。
ちなみに今日は個人的なアル添祭りでおとどけ。
ラベルは日本神話でおなじみの天照大神が岩戸に隠れてしまった時、ウズメの巫女の踊りを覗こうと岩戸を開けた瞬間、力で戸をこじ開けたタジカラオノミコトが描かれています。
日本酒度は+6〜+8と数字上では辛め、と言えるかと思います。
しかししかし、非常に甘い。まず、香りの質からして甘い。
香り自体は主張しない柔らかな感じの甘い香りです。ほのかな、という表現が合いそう。
しかし、口に含むと砂糖のような非常に甘い味わいが感じ取れます。
こちらも、なにかの香り、という訳ではなく、角の立っていない砂糖ようなほのかな印象。特筆すべきはトップとラストの甘みの質が変わらないということです。
これだけだと、完全に「甘い」お酒ですが、そこはアル添。
口にして6秒ほど立つと急激にその甘みが引いていきます。驚くほどに。
しかも、口に甘みを残すこともありません。これがキレの良さにつながり、辛口の酒になるのか。
日本酒度だけでははかれない。
ほのかだが、優しいお酒でした。
ご馳走様でした。