merineccoの日本酒日記(呑んだくレポート)

呑んだ日本酒をだだ流しにする日記

呑んだお酒や心地よかった音楽をその場でレポート。
不定期更新ですがよろしくお願い致します。(月10本くらいを更新目標)

これをすると面白いよってこと。


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静岡県 おんな泣かせ 純米大吟醸

角瓶が特徴。若竹を醸す静岡の大村屋酒造場のおんな泣かせです。

 

ほのかに甘く、ミルキーなバランス系のお酒だと思います。

 

入りはメロン様の甘い香り。中程度。

酸味はしっかり。トップの香りよりも十分大きく、香りを切るのに加え、乳酸様の酸味をしっかりと感じます。

 

甘みもそこそこ。

ここがやや薄いスキムミルクのような味もして、クリーミー

 

その風味のまま味がスーッと切れていきます。

後味の盛り上がりはありません。

 

うーん、純米大吟醸にしては何を伝えたいのか…。

難しいお酒ですね。ご馳走さまでした。

 

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高知県 土佐しらぎく 大吟醸 新酒鑑評会出品21号

土佐しらぎくの全国新酒鑑評会出品同スペックらしいですよ。

 

甘みがじーっと広がる、バランスの良いお酒だと思います。

 

入りはメロン様の甘い香り。じっと広がります。

酸味はやや強め。香りよりは弱く、やや香りを切るものの、そこまで印象にはありません。

 

香りがすーっと切れていくのと相対的に、糖のような甘みがどんどん増していきます。

口にしてから2〜5秒くらい。

 

その後ストンと味が落ちます。

 

バランス良いですね。

じーっと飲めるお酒だと思います。欠点少ない甘めのお酒だと思います。

ご馳走さまでした。

 

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山形県 栄光富士 純米大吟醸 無濾過生原酒日乃輪 仕込一號

栄光富士の純大です。

つや姫を50%組み込んでいるみたいです。

 

トップの甘酸しっかりした、飲みやすいお酒だと思います。

 

トップはバナナ様の甘い香り。そこそこ大きく広がります。

酸もしっかり。キレよく口の中がザラザラしますが香りをしっかり切ってきます。

 

香りが切れた後は、純粋な糖の様な甘みがきます。

そのままスーッと味が切れていきます。終わりは綺麗。

 

メリハリあって良いですね。

トップの酸が強いお酒が好きな人にはたまらんと思います。

 

ご馳走様でした。

 

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秋田県 春霞 わき水ラベル 純米吟醸

春霞です。三郷錦です。

 

ジューシーな甘い風味が広がる、飲みやすいお酒だと思います。

入りは完熟のメロンのような甘い香り。そこそこ大きいです。

酸は中程度から少し弱め。

香りを切るくらいはいきません。ただ、少し舌がざらつく様はあり。乳酸様。

 

香りが徐々に自然に切れてきてから、ザラメのような糖の甘みが残ります。

この風味もしっかりで、甘みの強いお酒の印象。

 

後味の盛り上がりは無し。

そういう意味ではスッキリ系。

 

基本、甘みのお酒ですかね。

単品で飲み続けると少しくどいですが、料理と合わせるとちょうど良いと思います。

 

鍋とか、タレの焼き鳥とか、糖の甘みに合う料理ならなんでもいけそう。

 

ご馳走さまでした。

 

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山形県 はくろすいしゅ 大吟醸 出羽燦々

はくろすいしゅの大吟醸です。出羽燦々

 

甘いお酒だと思います。

 

トップはメロン様の甘い香り。

そこそこ大きく広がります。

 

酸味は弱め。

香りが落ちることなくそのまま続いていきます。

 

この風味にザラメのような甘い香りが繋がります。

したがって、全体的に甘い風味が支配。

 

ただ、舌にダラダラくるのではなく、キレは良いです。すっと切れる。

 

甘いながらも飲みやすいので、鶏鍋とか良さそうです。

 

個人的には菊正宗の吟パックでいいかなあとも思ったり。

バランスはこちらの方が良いですが。

 

ご馳走さまでした。

 

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岡山県 大典白菊 純米吟醸 雄町 五五 生酒

大典白菊の雄町です。

 

甘酸っぱいお酒だと思います。

 

トップは熟したメロン様の甘い香り。

やや焦げてる。

やや大きく広がります。

 

酸味は中程度。

香りよりはやや上回りしっかり香りを切ろうとしていますが、切れ切ってないです。

甘みと酸味が繋がる感じですね。

 

そのままの風味で自然落下的に味が落ちていきます。

ブワッと盛り上がってそのまま切れていく感じは大味ですが、味自体ははっきりしているので雑ではないですね。

 

食中が良いですね。

何かと合わせるのは主張を出しつつも優等生なお酒だと思います。

 

ご馳走さまでした。

 

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千葉県 鳴海 特別純米 直詰め生 青

鳴海の特純です。

五百万石のもの。

 

ほのかな発砲とともに濃醇な甘さを感じるお酒だと思います。

 

トップはそんなに華開くことはないですが、一歩遅れて甘い風味がどんと来ます。

甘さはカラメルのような、レーズンのような、炒めた玉ねぎのような甘いながらも香ばしく少し苦い風味です。

 

この風味がガツンと来たあと、すっと味が切れていきます。

酸味は中程度ですが、ちょうど甘い風味のピークと重なって見えません。

 

後味の盛り上がりは無し。

アルコールの苦味と、やや檜の香りがします。

 

直接鼻から嗅ぐと、ヒネた香りがするような気がしますが、飲めば飲むほど濃醇な甘さが印象に残ってくる、不思議なお酒ですね。

 

いぶりがっことか、鮭とばとか、強めのアテと当てたい、そんなお酒です。

 

ご馳走さまでした。

 

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長野県 大信州 純米吟醸 超辛口 生詰

大信州の純吟です。ひとごこち。

 

トップの濃厚な甘みが特徴のお酒だと思います。

 

トップはメロン様の甘い香り。

すぐあとに、蜜のような濃厚な甘みがきます。

 

口にして2秒くらいはこの風味が前面にきます。

 

酸味は中程度。

しかし、トップの香りが強いせいか、風味としては前に出てきません。

 

2秒くらいしてから急速に甘い風味が消える感じ。

後味はトップの印象と違ってかなりスッキリ。

 

ミドルの甘みはやや残りますが9割くらいはあっという間に風味がなくなります。

少しアルコール様の苦味。これも味が切れた故ですね。

 

後味の盛り上がりもなく、トップの厚みとは打って変わってな印象。

 

酸味のあるものと合わせると良いかもしれませんね。

旨味系と合わせると、トップの香りとバッティングする気がします。

 

塩も強い鍋みたいなものだと良いかもしれませんが、良さも消える気が…。

 

酢漬け等がバランス良いのでは無いか。

 

飲みやすいです。

ご馳走さまでした。

 

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