山本さんの酵母違いシリーズ。6号が新政さん、7号が一白水成さんのもの。
6号:
少しきゅっとする酸味が立つすっきり目のお酒。
入りは若いマスカット様の香り。
香りはそこそこ。
酸味も強め。
香りよりは一回り強く、甘い香りがした直後に少しばかりきゅっと締まる。
舌には収斂味。
その酸の後、少しだけ米の甘みが乗るが、全体的にはすーっと味が切れていく。
後味の盛り上がりはあまりない。米の甘みくらい。
7号:
甘い香り広がるすっきりしたお酒。
メロンやラズベリーのようなの甘い香り。
酸味はクエン酸に近いきゅっとした酸味。香りよりは弱めだが、風味としては感じる。
香りは切る。
少し木の枝の軸のような苦味。
甘い風味がふわっと広がり、そのまま自然落下的に味が切れていく。
6号に比べ、味のキレは遅い。
後味の盛り上がりも薄く、米の甘みが若干するのみでスッキリしたお酒。
酸味の締まり具合からして、7号の方がふくよかというかジューシーなのでしょうか。
6号のきゅっと締まる感じがおでんと相まって私は好きです。
ただ、どちらも綺麗です。
ご馳走さまでした。