近畿
奈良県は風の森の今年の新酒です。お米は奈良県産の秋津穂。発酵日数30日(書いてるお酒珍しい)のお酒らしいです。すごくすっきりしたお酒です。そこそこ酸は高め。微発泡に近いピリピリ感を感じます。味としても酸が立っていて、キレの良さを感じさせます。…
京都は玉川の無濾過生原酒です。イギリス人のフィリップ・ハーパー氏が杜氏を務めるこの蔵。まるでスコッチに挑んだマッサンを彷彿とさせるような感じで楽しいです。この酒は甘さとかで断じるよりも、いぶりがっこ(東北の燻製した漬け物)の味ですね。燻製に…
滋賀県は笑四季の特別純米です。基本線はキレるタイプのお酒です。口当たりはサッパリとしたもの。ついで若干のぴりっとした酸と比較的強いメロンのような香り(ジューシーなもの)が立ち上がり、それらが同時にすーっとキレていくような印象を受けます。フル…
滋賀県は七本槍の新酒です。あまり米を削らず、米の旨みを出す事に主眼を置いているような蔵元さんなので、どんな風味か期待してみます。どちらかというとすっきり系、後味キレるお酒です。新酒だからというのもあるのかもしれない。トップの口当たりは爽や…
和歌山は雑賀の純米吟醸です。少し燻製っぽい癖のあるお酒です。よく燻製っぽいって書くのですが、山廃とかに通ずるものもあるかと。その香りを感じ、酸味・甘み(中程度)が来て、キレていく感じです。バランスがいいですが、入りの燻製っぽい香りが特徴的。…
三重県は而今のおりがらみです。印象としては、こんなに甘み強かったっけ?っていうくらい濃厚な甘みを醸し出しています。少しの発泡感が爽やかさを演出していますが、それ以上に濃厚な黒糖のような甘みが広がります。すごく大きなやまですが、口にして5〜6…
三重県の瀧自慢酒造さんの瀧自慢です。基本的にすっきりしたお酒だと思います。口にした瞬間、上品な華やかさと上品な甘みが加わります。癖は弱く、一般的に華やかな美味しい酒の分類でしょう。この系統としては、すごく飲みやすく、美味しいと言われるお酒…
だいぶ更新が滞りました。三重県は作、玄の智です。こちらは協会の701号酵母を用いた純米酒になります。精米歩合は60%。比較的すっきり系のお酒です。入りに酪酸臭、と酪農系、チーズのような香りとリンゴのような爽やかな酸が特徴的です。ただ、酪酸系の日…
奈良県は梅乃宿です。少々良い感じに酔って来ているので感想だけ。薫香があります。ひやおろしにはあんまりない印象のクセ。スモーキーな香りと共に甘み。甘味は非常に優しい。ひやおろしの中ではボディがしっかりしている印象。じっくり味わい方に。ご馳走…
三重県は作(ざく)の純米原酒、ひやおろしです。ラベルには「夏を越したまろやかな酸と、どこか涼しげな後味が特徴です。」と書いてあります。頂きました。酸味はそこそこ強いです。レモンほどではないですが、舌の先に酸味はきちんと感じます。砂糖のような…
三重県の妙の華です。 非常に独特なお酒です。 香りからしてすごく独特な香りがします。 檜の香りなのだが何故かいちぢくのような(しかも粒々感を想像できるくらいに)酸も強いし、すごく難しいがすごく面白い香りをしています。 このように、香りの表現は難…
色は違って奈良県の風の森、笊籬採りです。 笊籬採りとはここの酒造元である油長酒造が7年もの歳月をかけて独自に研究開発を重ねたまったく新しい上槽方法(とのこと)です。 通常はもろみごと袋に吊って重みで搾り取る「袋吊り」という方法が用いられるの…
三重県は而今の純米吟醸です。 甘味と酸味の膨らみはとても大きいお酒です。 酸の味はかなり独特。而今唯一、の味でしょうか。少し燻にも似た癖のある味です。 しっかりとした印象の而今。 ご馳走様でした。
奈良県は花巴の山廃です。 特に奈良県のものは奈良漬に似た芳香や味覚を感じることがあるのですが、この花巴も同様にその印象です。 ただ、そんな中でもはっきり違うのはすぐにくるスッキリとした感覚。 山廃に似合わない残香です。無濾過生原酒だからなのか…
兵庫県は灘の金稀 純米吟醸です。 砂糖より黒糖(灘っぽい?)のような甘さが特徴的な気がします。 口当たりの粘度も少しばかりし、また特徴的な甘さが以後まで続きます。 しかし灘の酒の特徴的は残しつつさっぱりめかも。 詳しい話はよく分かりませんのでこの…